「史上最強のFP2級AFPテキスト」徹底レビュー！

悩む人

FP2級を史上最強シリーズのテキストで勉強しようと思っている。網羅性があって安心できそう。でも実際使った人の感想を聞きたい。

本記事は上記のような疑問を解消していきます。

「史上最強のFP2級AFPテキスト」は出題カバー率が表紙に記載されていて、その高さから、購入を検討している人は少なくないのではないでしょうか。

実際、筆者も本書を利用し、本試験では95点で合格できました。

本記事では、FP2級合格済みの筆者が実際に買って読んだ上で、「史上最強のFP2級AFPテキスト」を詳しくレビューしていきます。

「史上最強のFP2級AFPテキスト」とは？

「史上最強のFP2級AFPテキスト」は資格対策本を手がけているオフィス海氏が執筆し、ファイナンシャルプランナーとして活躍されている高山一恵氏が監修しているテキスト。

表紙にも書かれている通り、高い出題カバー率が売りで、FP2級に出題される論点を隅々まで勉強したい人におすすめの1冊です。

次章以降にて「史上最強のFP2級AFPテキスト」のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

「史上最強のFP2級AFPテキスト」のメリット

出題カバー率が高い

本書の特徴は何と言っても、表紙にもある通り、ダントツの出題カバー率です。

11年の過去問を徹底分析した上で、合格に必要な情報を詰め込んでいるので、その網羅性は信頼できます。

実際、筆者は本書を使って勉強したのですが、学科は95%の得点で合格できました。

他のテキストと読み比べても情報量は多いと思います。

ただ、市販のテキストにはないような未出の論点も本試験には出題されますので、本書を信頼しすぎるのも危険です。

いずれにしても、ある程度余裕を持って合格を目指している人にはおすすめの1冊です。

フルカラーで見やすい

本書はフルカラー構成なので、メリハリがあって見やすいです。

他社にもフルカラーテキストはありますが、カラフルすぎて逆に見にくいという声もあります。

それに比べると、本書は比較的控えめなフルカラーで、読んでいて疲れません。

重要な語句は赤線やマーカーが引かれていて、何を重要なポイントなのかわかりやすいです。

図表も多めで、情報量が多い中でも知識を整理しやすくなってます。

別冊「頻出問題チェック集」が付属

本書には、別冊として要点をまとめた「頻出問題チェック集」が付属しています。

数ある論点の中でも毎回のように出題されている論点をまとめており、このチェック集を復習することで得点に直結する知識を身につけることが可能。

テキストや過去問集などは1周するだけでも時間がかかりますし、特に仕事などで忙しいと1日では終わりません。

本試験直前に重要論点だけを学習したいといった場合に、このチェック集を使うことにより、短時間で効率的に総復習できるでしょう。

別冊以外でも、各章末に練習問題が多めに掲載されてますので、本テキストだけでもかなりアウトプットできます。

「史上最強のFP2級AFPテキスト」のデメリット

図解イラストは少ない

全体的に図解イラストはやや少ない印象です。

実際読んでみると、図表も随所にありますが、基本的には文字中心の解説であり、余白も少なく文字が詰め込まれている感があります。

なので、もっとイメージを湧かせながら覚えていきたいという人にとっては、ややとっつきにくさを感じるかもしれません。

逆に言えば、文字を中心に覚えていきたい人には合うと思います。

Kindle・分冊は無し

本書はKindle版はなく、分冊もできない仕様となってます。

これ自体はテキストの内容に関することではないですが、持ち運びを考慮する際には重要な要素です。

せっかくいいテキストでも持ち運びが難しく、結果的に勉強時間が減ったら意味ないからです。

携帯性を重視するなら、Kindle版の有無、分冊の可否もチェックしましょう。

「史上最強のFP2級AFPテキスト」と他のテキストとの比較

「史上最強のFP2級AFPテキスト」と他のテキストとを比較すると以下の通りです。

フルカラーである点は近年の流行を押さえてますが、分冊はできず、Kindle版もありません。

ただ、別冊で要点まとめ本「頻出問題チェック集」があるのは他社のテキストにはあまりない大きな強みです。

癖がなく、要点まとめ本も付いているテキストがいいなら本書は大変おすすめの1冊と言えます。

「史上最強のFP2級AFPテキスト」での学習に限界を感じたら

「史上最強のFP2級AFPテキスト」は、表紙にて「ダントツの出題カバー率」と謳っている通り、合格に必要な情報を網羅的に解説しており、その情報量は信頼できます。

ただ、情報量は十分でも、解説の丁寧さはもう少しあっても良いかなと思いました。

もし、本書を読んでみたものの、独学では厳しいなと感じたら通信講座の受講もおすすめです。

通信講座なら講師のわかりやすい講義を聴けて、合格に必要な知識を効率的に学べます。

FP2級向け通信講座については下記の記事にてまとめてますのでぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

今回は「史上最強のFP2級AFPテキスト」を中心に紹介させていただきました。

ポイントは以下の通り。

・高い出題カバー率
・ほどよいフルカラー
・別冊「頻出問題チェック集」が付属
・図解イラストはやや少なめ

全体的に良くも悪くもオーソドックスで、万人向けのテキストと言えます。

筆者も本テキストで95%取れましたので、網羅性は確かだと思います。

ぜひ本書を使ってFP2級合格を勝ち取りましょう。