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「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」徹底レビュー!

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悩む人
FP2級をうかる!シリーズのテキストで勉強しようと思っている。情報量が多くて十分な対策ができそう。でも実際使った人の感想を聞きたい。

本記事は上記のような疑問を解消していきます。

本記事でわかること

・「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」のメリットとデメリット
・「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」と他のテキストとの比較

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」は圧倒的な情報量に定評があるテキストです。

解説も非常に丁寧なので、じっくり腰を据えて学習したいという人には魅力的に映るのではないでしょうか。

本記事では、FP2級合格済みの筆者が実際に買って読んだ上で、「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」を詳しくレビューしていきます。

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」とは?

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」の特徴

・圧倒的情報量で安心
・オールカラーで見やすい
・解説がとにかく詳しい
・問題や実技対策も充実
・スマホ学習用PDFあり
・Kindle版もある

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」は、「フィナンシャルバンクインスティチュート」という日本唯一の金融・証券関連ノウハウ・コンサルティング集団が執筆したテキストです。

全国の証券会社・金融機関において、金融商品販売研修および金融関連資格取得研修も担当しているということもあり、講義の実績、ノウハウは信頼できます。

本書は、情報量や解説、見やすさ、問題・実技対策の充実ぶりなど全体的にクオリティーが高く、個人的にも一押しの1冊です。

次章以降にて「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」のメリット

フルカラー&図表多め

本書はフルカラーの構成となっており、視覚的にも覚えていきやすく、読んでいて飽きにくいテキストです。

他社でもフルカラーテキストはありますが、配色が派手すぎて目が疲れるなど、逆に不評を買うこともあります。

それに比べると、本書のフルカラーは適度な配色、絶妙な色使いで目に優しく、読んでいても疲れないなと思いました。

重要な箇所は赤字でわかりやすく、赤シートで隠せるため、暗記作業もしやすい仕様。

図表も豊富なので、知識の整理もしやすくなってます。

全体的に見やすい構成、レイアウトなので、学習がスムーズに進むでしょう。

情報量が多く解説が丁寧

本書の強みは表紙にもある通り圧倒的情報量です。

1つ1つの項目を制度や用語から詳しく解説しており、業界未経験の初学者でも理解が進みます。

「ココが出る」では、頻出論点や数字などを整理しており、得点に直結する知識の習得が可能。

「間違えやすいポイント」では、制度の例外や難解な仕組み、紛らわしい用語などを解説しており、失点しがちな箇所をしっかりフォローしてます。

本書は本文以外でも側注などで補足の解説がかなり充実しており、初学者を挫折させないよう工夫されてます。

例題・確認問題あり

重要項目ごとにオリジナル確認問題が収録されています。

計算式には、解き方を確認できる例題も掲載されているなど、計算が苦手な人でも着実にアウトプットできるよう配慮されてます。

これら例題・確認問題を解いていけば過去問集への橋渡しもスムーズに進むでしょう。

実技試験対策も充実

本書では、実技試験は金財「個人資産相談業務」、FP協会「資産設計提案業務」に対応しており、金財とFP協会のどちらを受けるか迷っている場合でも安心です。

各章末に、試験実施団体ごとの特徴的な出題パターン、解き方を紹介。

図解、図表も用いながら丁寧に解説してくれるので、複雑な計算問題も頭の中で整理しつつ、解き方を学べるなと思いました。

スマホ学習用PDFあり

本書にはスマホで読める「まとめファイル」のPDFが付属してます。

スマホを片手にちょっとしたスキマ時間に勉強できるのは便利ですね。

テキストを読んだ後の復習や、直前チェック用として有効活用できるでしょう。

Kindle版もある


本書はKindle版としても購入が可能な数少ないFP2級教材です。

電子書籍はスマホやタブレットで気軽に読めるというメリットがあります。

本書は紙の単行本として460ページほどあり、他社のテキストもそれに近いページ数です。

Kindle版を買うことで、スマホを片手に場所を選ばず手軽に学習しやすくなるでしょう。

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」のデメリット

情報量が多すぎる?

本書は情報量の多さが大きな強みとなってますが、それが逆に、学習を短期間で終わらせることができにくくなる可能性があります。

実際読んでみても、詳しいのはいいことですが、テキストに文字が詰め込まれている感じがあり、完全初学者だときつく感じそうだなと思いました。

要点だけをテンポよく学習していきたいという人にとっては、本書は解説が詳しすぎて学習のリズムが作りにくいかもしれません。

試験によく出る項目を図解イラストなどで簡潔に解説しているのがいいという場合は、他のテキストのほうがよさそうです。

時間がない人には合わない?

情報量が多いということは、しっかり消化するのに時間がかかるということです。

本試験まで日数が少ないのに本書を隅々まで読むとなると、知識があいまいなまま本試験を迎えるリスクがあるでしょう。

なので、本書は本試験まである程度時間的余裕があり、じっくり腰を据えて勉強していきたい人向けのテキストです。

時間はないが、どうしても本書がいいという場合は、メインテキストは別に買い、本書はわからない点を読むための副教材として使うなどといった使い方もアリかと思います。

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」と他のテキストとの比較

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」と他のテキストとを比較すると以下の通りです。

カラー 特徴 分冊 Kindle その他
みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP フルカラー 図解イラスト多め 可能 無し スマホ学習対応
ユーキャンのFP2級・AFP きほんテキスト フルカラー 図解イラスト多め 不可 無し 特になし
一発合格! FP技能士2級AFP完全攻略テキスト 2色刷り オーソドックス 不可 無し 別冊「出る順で最終確認! 最重要ポイント攻略ブック」付き
読めばわかる! 資格の大原公式 FP2級合格テキスト 2色刷り オーソドックス 不可 無し 特になし
スッキリわかる FP技能士2級・AFP 2色刷り オーソドックス 不可 無し テキストと問題集の一体型
うかる! FP2級・AFP 王道テキスト フルカラー オーソドックス 不可 有り スマホで読める「まとめファイル」付き
史上最強のFP2級AFPテキスト フルカラー オーソドックス 不可 無し 別冊「頻出問題チェック集」付き
わかる! 受かる! ! FP2級 AFP テキスト&問題集 フルカラー 図解イラスト多め 可能 有り テキストと問題集の一体型
FP2級・AFP 合格のトリセツ 速習テキスト フルカラー 図解イラスト多め 不可 有り 無料で「重要出るとこ論点講義」(全25回分)を視聴可

フルカラー対応なのは近年流行を押さえている感じです。

加えて、まだまだKindle版に対応していないテキストが多い中、本書はKindle版があるのも大きな強みと言えます。

一方、図解イラストが多めで、初学者がとっつきやすいテキストが増えてきており、そうした流行を考慮すると、本書は硬派なオーソドックスタイプで、やや遅れている感もあります。

しかし、本書の情報量と詳しさがトップクラスなのは間違いないです。

初学者向けのテキストでは物足りないという人にとって、本書は大変おすすめなのでぜひチェックしてみてください。

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」での学習に限界を感じたら

「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」は情報量と解説の詳しさがトップクラスで、じっくり腰を据えて学習し、余裕を持って合格したい人におすすめの1冊です。

ただし、その情報量の多さが仇となり、消化不良のまま本試験を迎えてしまうリスクもあります。

本書を読んでみたが、やっぱり理解が難しい、学習を続けていく自信がないという場合は通信講座の受講もおすすめです。

通信講座ならかみ砕いた解説で理解が進み、合格に必要な知識を厳選してカリキュラムを組むので、効率的に合格を目指せます。

下記の記事でFP2級通信講座をまとめてますのでぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

今回は「うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」を中心に紹介させていただきました。

ポイントは以下の通り。

・情報量が多く解説が詳しい
・オールカラーで見やすい
・問題や実技対策も充実で安心
・スマホ学習用PDFでスキマ学習
・Kindle版もある

フルカラーで見やすく、情報量が充実しており、各制度をしっかり理解し、深掘りしていきたい人におすすめです。

本書を読み込めば確固たる基礎が固まり、自信を持ってFP2級対策を終わらすことができるでしょう。

ぜひ本書を使ってFP2級合格を勝ち取りましょう。

  • この記事を書いた人

エムツー

業界未経験からFP2級・AFP認定を取得しフリーランスのファイナンシャルプランナー・行政書士・ライターとして活動中 | FP試験の教材・講座やAFP認定等について情報を発信 | 執筆・相互リンク等の各種ご相談はお気軽にお問い合わせください ※本サイトはPRを含みます | ⇒運営者情報

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