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FP2級と簿記2級の難易度比較!どっちを受験すべき?

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悩む人
FP2級と簿記2級をどっち目指すべきか悩んでいる。FP2級と簿記2級だとどっちの難易度が低くて取得しやすい?

FP2級と簿記2級は両方ともメジャー資格で、難易度や勉強時間、取得価値などで比較されやすい資格です。

どちらも難関資格というほどではないものの、すぐ取得できるほど簡単ではないため、本当に自分にとって取得するべき資格なのか検討した上で受験を決めたいところです。

また、FP2級と簿記2級とでは共通する職種もありますが、長期的に考えるとキャリアの方向性も異なっていきますので、ご自身がどういう職種で頑張っていきたいのかも含めて受験を検討することが大事です。

そこで本記事では、FP2級と簿記2級のどちらを受験するか検討している方向けに、FP2級と簿記2級の違いなどについて説明していきます。

FP2級と簿記2級の違いを比較

受験資格

簿記2級は誰でも受験できるのに対して、FP2級は一定の実務経験や3級合格などが必要なので、簿記2級のほうが受験はしやすいです。

ただ、どちらも3級から取得される方も多いと思いますし、いずれもそれほど勉強時間を要さず、試験自体も年3回の開催なので、あまり差はないかもしれません。

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勉強時間

FP2級が150時間~300時間の勉強時間なのに対して、簿記2級は350時間~500時間の勉強時間が必要と言われてます。

試験内容との相性や前提知識によって必要な勉強時間は上下しますが、簿記2級のほうがより長い勉強時間がかかるようです。

とりあえずFP2級か簿記2級のどちらかを取得したいという人はFP2級のほうが早く取得できる可能性が高そうです。

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難易度・合格率

FP2級の学科の合格率を見ると、おおむね40%~50%程度で推移しているのに対し、簿記2級は15%~20%後半程度で推移しています。

合格率を見ると、簿記2級のほうが難易度が高いです。

実際、簿記2級の試験内容は年々難化しており、連結会計が試験範囲に加わるなど、試験範囲が増加傾向にあります。

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【ケース別】FP2級と簿記2級のどちら受けるべき?

誰でも受験可能なのは?

FP2級は、AFP認定研修の修了か3級合格を経ないといけず、それにかかるコストや時間が嫌ならば、すぐ受験できる簿記2級という選択肢になります。

前述の通り、簿記2級は難化傾向にあるので、3級から学習しておくことをおすすめします。

なお、AFP認定研修自体はそれほど難しくなく、3級を飛ばしても何とかなるレベルです。

ですので、3級を受けずにAFP認定研修を修了し、2級を受けるという選択肢もあります。

ちなみに最安ラインのAFP認定研修はアーティスの「AFP認定研修(技能士課程)」で8,800円という1万以下なのでおすすめです。

自分も受けましたが2週間で修了しました。

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難易度が低いのは?

FP2級のほうが暗記中心ですし、過去問を数年分解けば合格ラインに達するので、簿記2級よりも受かりやすいです。

FP2級の実技試験にも簿記と同様に計算問題はあるのですが、簿記ほど複雑な内容ではないので、練習すればすぐ解けるようになります。

とりあえず難易度が低いほうから取りたいという人は簿記2級ではなくFP2級がおすすめです。

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就職転職でアピールしたい場合は?

どの業界・職種を目指すかによって取るべき資格は変わってきます。

一般的には、FP2級は保険や金融、不動産業界の営業職などで推奨されてます。

一方、簿記2級は経理職や事務職に強い資格です。

ご自身が目指している職種に合ったほうを選びましょう。

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専門性が高いのは?

FP2級自体は試験範囲が広く、様々な分野を横断して勉強しますが、特定の分野を掘り下げるというのものではありません。

正直、やや専門性が足りない感もありますし、実際の求人でもFP2級を推奨はされてても必須としているものはあまり見受けられません。

対して、簿記2級は経理・会計に関する専門資格であり、求人でも簿記2級取得を必須としているものが多いです。

何か専門性を身につけ、キャリア上専門職の実務経験を積んでいきたいという人は、簿記2級のほうがおすすめです。

独立を目指すなら?

簿記2級は専門性が強い資格ですが、独立前提の資格ではなく、会計・経理等で独立を目指すなら、税理士や会計士などの資格が必要です。

対して、FP2級だけで独立をされているファイナンシャルプランナーの方もいらっしゃいます。

AFP認定されれば、協会の研修会や交流会にも参加でき、スキルアップや人脈拡大も可能です。

早く独立したいがそのための資格・肩書が欲しいという人はFP2級という選択肢もあります。

副業しやすいのは?

FPも簿記もどちらも副業は可能な資格です。

FP:セミナー講師・相談業・ライター
簿記:在宅経理・在宅事務・ライター

近年では、クラウドソーシングサイト(クラウドワークスランサーズなど)が発展してますので、在宅でも仕事を探しやすくなってます。

私自身、FP有資格者であることをアピールしてWebライターをする時がありますが、月5万から10万程度は十分可能です。

また、ブログ運営により月5桁の収入を得ております。

社員として転職できなくとも資格を役立てる手段はいろいろとあります。

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まとめ

FP2級と簿記2級を比べてみると、様々な面で違いがあることがわかりました。

どちらもメジャーで知名度のある資格ですので、取得するメリットは大きいです。

両方とも取れたらキャリア上様々な可能性が広がりますが、当面の目標(就職転職・社内評価など)のために、取得のしやすさや優先順位を考慮しつつ、どちらを取得するか検討するようにしましょう。

※当ブログではFP資格に関する情報を多く載せてますのでぜひ本記事と合わせてご覧ください。

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  • この記事を書いた人

エムツー

業界未経験からFP2級・AFP認定を取得しフリーランスのファイナンシャルプランナー・行政書士・ライターとして活動中 | FP試験の教材・講座やAFP認定等について情報を発信 | 執筆・相互リンク等の各種ご相談はお気軽にお問い合わせください ※本サイトはPRを含みます | ⇒運営者情報

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