FP2級のメリット・デメリットとは？本当に取得するべき？

悩む人

FP2級の取得を考えているが勉強を始めるべきか迷っている。取得することのメリット・デメリットを詳しく知りたい。

FP2級の取得を目指していいのもか迷っているという人は多いのではないでしょうか。

FP2級は有名資格ですが、本当に取得してメリットがあるのか考えてしまいますよね。

そこで本記事では、FP2級のメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。

FP2級のメリット

就職転職に役立つ

FP2級を取得することで金融・保険・不動産業界への就職転職に役立てることができます。

求人サイトでFPとキーワード検索するとFP資格保有者を推奨しているところが多くなってます。

実務経験に勝るものではないですが、未経験者なら基礎知識と意欲を証明する上でも取得しておきたいところです。

家計節約に活かせる

就職転職に使わないにしても、FP資格の勉強で得た知識は家計節約に活かすことができます。

特に年金・税制関連は家計に直結しますので、覚えておいて損はありません。

主婦の方の自己啓発としてもおすすめです。

維持費がかからない

FP2級は一回取得すれば、一生ものの資格であり、更新費用などはかかりません(AFP認定は維持費あり)。

コストをかけずに有資格者として職歴書に書いたり、名刺に記載することができます。

※AFP認定の維持費については下記の記事をご覧ください。

AFP認定への道が開ける

FP2級を取得すれば、AFP認定研修を修了することでAFP認定となり、FPとして高いスキルを証明でき、FP協会の各種イベントや交流会にも出席できるようになります。

FP関連の業務についている人はよりアピールとなったり、人脈を増やしたりできます。

※AFP認定研修の比較や筆者が受けたアーティスの技能士過程については下記の記事をご覧ください。

独立開業も可能

FP2級で独立開業されているFPの方は少なくありません。

FP事務所を開くならFP1級やCFPが必要なのでは？と思うかもしれませんが、FP2級で活躍されている方も多いです。

前述の通り、AFP認定を受ければ、協会で活動ができますからFPとして活動の幅を広げることができます。

副業としても取り組める

FP2級を利用して副業をすることも可能で、FPでできる副業としては、本業の傍らセミナー講師や相談業、Webライターなどがあります。

いきなりFPで独立して専業としてやっていくのは大変なので、まずは副業FPとしてスタートしてみることをおすすめします。

副業の中でもおすすめなのはWebライターやブログです。

Webライターとは、クライアントが運営するメディアでアップする記事を書く仕事であり、FP有資格者は金融や保険、不動産などといったジャンルの案件を取りやすいです。

私自身もWebライターを経験済みですが、月5万から10万は稼ぐことができました。

また、Webライターと合わせてブログ運営もおすすめで、FPで学んだことをブログネタにしやすいです。

例えば、投資や節約、保険選びなど生活に密着したことを自分の体験を踏まえて情報発信すれば、読者を集めやすいです。

「FP資格を取ったものの活かせてない」、「主婦をしながらFP資格で稼ぎたい」という人にはWebライターやブログを検討してみましょう。

FP2級のデメリット

FP自体に独占業務はない

FP自体に独占業務はないので、FP資格やAFP認定がなければできないという業務はありません。

極端な話、FP資格がなくてもファイナンシャルプランナーと名乗ることは可能なのです。

独占業務を扱った仕事をしたいならFP以外の士業系の資格取得も検討しましょう。

FP資格単体ではそれほど評価されない

独占業務がないこととも関係しますが、FP資格単体ではそれほど評価されず、やはり実務経験が大事ですし、資格だけで就職転職したいなら他の士業系の難関資格が必要でしょう。

ただ、FP資格もないよりはあったほうがいいのは間違いなく、他の難関資格もすぐ取れるというわけでもありませんから、何も資格がないという人はまずFP資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

まとめ

FP2級のメリット・デメリットについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか。

FP2級自体は単体で威力のあるほどの資格ではないですが、比較的簡単に取得でき、就職転職においてそれなりに評価されますからコスパ的には悪くない資格です。

何か資格を取りたいなと考えている人はぜひFP2級の取得をおすすめします。

※当ブログではFP資格に関する情報を多く載せてますのでぜひ本記事と合わせてご覧ください。