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FP試験の合格点とは?合格ラインを効率よく超える為のポイントを紹介!

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悩む人
FP試験の合格点はどれくらい?FP試験の合格点を効率的に超えるための勉強時間や勉強法を知りたい。

FP試験は相対試験ではないので、一定の合格点をクリアすれば合格できる試験です。

そのため、やるべきことをやれば合格ラインにのりますし、受験する回がよほど難化したり、奇問が出たりするのでなければ合格できます。

本記事では、FP試験の合格点を級別に紹介するとともに、合格点を超える勉強法について説明していきます。

【級別】FP試験の合格点一覧

FP3級

学科

FP3級の学科試験は60%以上の得点が合格点です。
参考:日本FP協会「3級FP技能検定・2級FP技能検定 試験要綱」

すべてマークシートで、〇×の2択問題が30問、3択問題が30問ですので、半分が2択ということもあって試験としてはかなり難易度が低くなってます。

実技

FP3級の実技試験は、きんざいと協会とで試験内容が異なりますが、いずれも60%以上の得点で合格点となります。

きんざいの場合は以下の2つから1つを選びます。
・個人資産相談業務
・保険顧客資産相談業務

参考:きんざい「ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級」

実技試験の内容自体は3級学科の内容と同じですが、計算問題が多くなってますので、しっかり理解していないと解けない問題となってます。

FP2級

学科

FP2級の学科もFP3級の学科と同様に60%以上の得点が合格点です。

ただし、試験の形式が、4択問題となりますので、〇×の2択問題と3択問題だった3級と比べると難易度が一気に上がってます。

実際、合格率に関しても、協会は30%~40%台、きんざいは20%~30%台で推移しており、毎回半分以上の受験者が落ちているわけですから、しっかり勉強しないと受からない試験であることがわかります。

実技

FP2級の実技試験も3級の実技と同様に60%以上の得点で合格点となります。

異なるのはきんざいの実技試験科目が3級では2科目であったところ、2級では以下の4科目に増えていて、よりジャンルが細分化されている点です。

・個人資産相談業務
・中小事業主資産相談業務
・生保顧客資産相談業務
・損保顧客資産相談業務

参考:きんざい「ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級」

人によってはきんざいの実技試験科目が実務とドンピシャの場合もあると思いますので、試験内容や過去問をチェックし、自分と最も相性のいい科目を選ぶようにしましょう。

FP試験の合格点を効率よく超えるための勉強法

きんざい or 協会

学科試験に関してはきんざいも協会も同じ問題ですが、実技試験は異なるので、実技試験の科目をチェックし、ご自身が受かりやすい科目を選んだほうがいいです。

すでに実務経験がある分野や、学習経験済みの分野があり、それに関連した実技試験科目を選べば、実技対策にかける時間は少なくてすみます。

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必要な勉強時間

一般的に、FP3級は50時間~150時間、FP2級は150時間~300時間の勉強時間が必要とされています。

FP3級は前述の通りマークシートで、2択と3択問題だけですので、選択肢は絞りやすく、短期間での合格は十分可能です。

しかし、FP2級は4択なのでそうもいかず、ある程度まとまった学習期間がないと難しいです。

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一夜漬けで受かる試験ではないので、まずは勉強時間の確保をすることが大事です。

本試験までどれくらいの勉強時間を確保できるのか算出した上で、そこから逆算し、テキスト・問題集を何週できるのか計算してみましょう。

確保できる勉強時間があまりないなら早めに過去問に取り掛かったほうが合格点をとりやすいです。

なお、FP3級を受けてから2級を受けるのが難しいという人はAFP認定研修ルートで受けるというのも可能です。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

テキスト選びのポイント

FP試験の学習で難しいのは専門用語が多いという点です。

すでに仕事でFP関連の知識に触れているなら専門用語に抵抗はないでしょうが、そうでない実務未経験の方は用語の理解に苦労しがちです。

書店に行けば、いろんなテキストがありますが、値段や薄さだけで選ばず、解説の詳しさ、わかりやすさも重視したほうが学習効率は上がります。

いろんなシリーズがありますのでしっかり比較検討しましょう。

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過去問を中心に勉強する

FP試験の合格点を効率よく超えるには、過去問中心の勉強がおすすめです。

FP3級・2級はともに過去問数年分をしっかり解ければ合格点は超えてくれる試験です。

テキストは試験範囲を超えたボリュームで説明しているので、合格点を超えるだけの目的の人にとっては、テキストを完璧にする必要はなく、過去問中心の勉強のほうが効率的となります。

合格点を短期間で取りに行くなら、テキストは1~2周したらすぐ過去問演習にとりかかりましょう。

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通信講座を受講する

FP2級、3級はともに独学でも合格できる難易度の試験ですが、ある程度専門性のある試験内容であり、しっかり勉強しないと受かりません。

2級は合格率が30%台になることもあるので、回によっては難易度が上がって落ちるリスクもあります。

着実に合格点を超えたいなら通信講座の受講をおすすめします。

通信講座を受講すればカリキュラム通りに進めればよく、スマホやタブレットでオンライン学習できるので、スキマ時間を使って勉強が可能です。

アーティスやスタディングなど2万円台で受講できる格安通信講座も増えています。

短期間で効率よく合格を目指すなら通信講座の受講を検討しましょう。

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まとめ

FP試験の合格点はそれほど高くなく、相対試験でもないので合格点を取りさえすれば受かる資格です。

効率的に合格点を取りにいくなら、実技試験の選択を間違えないこと、過去問中心の学習を心掛けることが大事です。

※当ブログではFP資格に関する情報を多く載せてますのでぜひ本記事と合わせてご覧ください。

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  • この記事を書いた人

エムツー

業界未経験からFP2級・AFP認定を取得しフリーランスのファイナンシャルプランナー・行政書士・ライターとして活動中 | FP試験の教材・講座やAFP認定等について情報を発信 | 執筆・相互リンク等の各種ご相談はお気軽にお問い合わせください ※本サイトはPRを含みます | ⇒運営者情報

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